2009/3/30 月曜日
【食べる】椰子ってすごい!
こんにちは!mayことタイ料理研究家の長澤恵です。
南国の象徴でもある“椰子”。
タイには様々な種類の椰子科植物があるのですが
今回、タイで“ニッパ椰子 ”と呼ばれる種類の椰子を見学してきました。
椰子ってこんなにすごいんです、
今日はちょっと真面目に見学記をお届けします!
このニッパ椰子、タイ語で“ジャーク”と呼ばれ、
タイでは、中部~南部に分布しています。

サムットプラカン県、チョンブリー県の名物にもなっている
“カノム・ジャーク”は、
黒もち米と、ココナッツシュガー、ココナッツミルクを混ぜ、
ヂャークの葉に包んで炙ったタイの素朴なお菓子。
バンコクからパタヤへ行く途中のノンモン市場でいっぱい売られていますよ!

お菓子だけでなく、幅広い利用用途があるというので
張り切って行ったら
待っていたのはこの頼りない船。
(以前浸水した経験からちょっと臆病になってる)

グラグラ揺れる船に何とか乗り込み
ジャークの森へ・・・
「伏せてー!危なーいっ!!」てジャングルクルーズの
お兄さんの声が聞こえそう。

20分ほどして一軒のお宅に到着し、
チャークの主な利用用途について
教えてもらいました。
まず、幅広い用途に使用される樹液。
花軸部分に切り込みを入れ、樹液を採取し、
そのまま発酵が進めば、お酒になります。
お酒の密造はもちろん、タイでも法律で禁止。
結構捕まった人も多いんですって。
だって、放っておけばできるなんて
猫に鰹節だわ・・
更に、何日間か発酵させれば酢になります。
↓は、2週間ほど経ったもの。

コップに入れてくれたので、なんだか見た目甘くておいしそうだったので
ゴックンいったら・・・
ピェーーーー!
びっくり、酢そのものでした。
樹液を煮詰めれば優しい甘みの砂糖となります。
ココ椰子から作ったナムターン・マプラーオ(ココナッツシュガー)より
甘みがマイルドなのだとか。
この周辺の人々はジャークで生計を立てる人も多いのだそう。
丈夫なジャークの葉は、こんな風に編んで屋根材になります。

どうですか?と聞いたら
最近、ジャークの葉を屋根材に使うリゾートが増えたので
儲かってるよー!って。

たしかに、最近お洒落なナチュラルリゾートが人気なので
ジャークの葉は大活躍だと思いますね。
話を聞かせてくれた、渋いおじさんが吸っているのは、
乾燥させたジャークの葉で巻いた葉巻き。

そして、チャークの実は
チュアム(砂糖煮)にして食べられます。

他にも、葉をほうきや籠を作ったり
OTOP=One Tambon One Product(一村一品運動)
製品にもなり村人の生活を支えているんですねー。
土地の環境そのものが人々の生活となっていました。
いかがでしょうか、椰子ってすごい!(感想みじかっ・・・)
カノムジャークは屋台でも売られているお菓子なので
是非、見かけたらお試しくださいね!









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