2008/8/28 木曜日
【旅のテクニック】”きゅんときた”シリーズ:ホタルのひかり
【旅のテクニック】担当の長谷川です。1週間お元気でしたか?ぼくは今週末の留学+就職フェアでドタバタ中です。
というわけで、今週は「きゅんときた」シリーズでいきたいと思います。
先週に引き続き、水路の物語です。
ここは、『60バーツで蛍ツアー』に行ける、とっておきの穴場スポットです。
暗い夜の川へ、小さいロングテールボートで、川沿いのマングローブに生息する無数のホタルを満喫できます。
ぼくら一行を乗せた船は、ホタルが群れをなしているところで、静かにゆっくり鑑賞できるように、その都度エンジンを止め、ゆったりと流れながらホタルのあたたかい光を堪能しました。
この静寂を破ったのは、一度止めたエンジンが、そのまま静寂を保った時でした。
われわれの船は、真っ暗な夜の川の真ん中を、ふらふらと漂流していました。
そして、船が、月明かりもさえぎられる、真っ暗な橋の下を通過したとき、
遠くから、猛烈な勢いでエンジン音を響かせて1台のボートが我々に向かって突進してきたのです。
そのボートに、漂流している我々は見えていませんでした。
我々の船の先導さんが、大声で何かを叫んだ瞬間、
激しい衝撃と共に、川の水が頭上に覆いかぶさってきました。
大きく左右に傾く船の中で、泣き叫ぶ幼稚園くらいの女の子がいました。
体は水で塗れ、いつ破損した船が浸水してくるか分からない不安の中で、8人くらいの乗客は、ただ漂流していました。
そのとき、さっきまで泣き叫んでいた幼稚園の女の子が言いました。
「ボートにホタルをつければいいのに・・・」
ぼくは、タイ人の幼稚園の女の子の、この発想に、
きゅんときました。










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